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コトリンブログ

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妊娠9週目で稽留流産宣告・・・・

今日9週目の検診で、なんの疑いもなく見てもらったら、いつもの超音波の時に先生が急に無言。
(この日は初の院長先生だった)
…え、なに?なんか変なの??
そういえばこの前はしてた心音がしない。。。まさかね。。。急に不安が押し寄せた。
先生「あー、心臓が動いてないねぇ、、、んー・・・」などと言い色んな角度からチェックしてる。
頭が真っ白になった。真っ白になるってよく言うけどこれか。
でもまだ信じられない私。だって今日までずっとツワリ酷かったし!出血もなかったし!!
「え、動いてないんですか?え??うそ・・・ですよね?えー。。。」顔が引きつる。
先生追い打ちをかけるように、「そうですね。これは、止まっちゃってますねぇ。」放心状態。
頭のなかで「え?なんで?嘘でしょ?はっ?」が連呼。
先生「また呼びますので待合室でお待ち下さい。」
朝お母さんと電話で戌の日がどーのこーの笑いながら話してた私。買ってもらった新しいペタンコ靴で
ルンルンで通院した私。待合室にあった雑誌で良さげなベビーカーを見つけてメモしてた私。
バッグに付けてた妊婦ストラップ。色んな事が急に恥ずかしくなった。
周りにはお腹の大きい妊婦さんがいっぱい。私は急によそ者になった気がした。

また呼ばれて診察室へ。
エコーの写真を出してきて、これ要りますか?って聞かれたけど、力なく「あ、もういいです。。。」と
答えるのが精一杯。あんまりしゃべると涙が出そうだった。
先生は色々説明してた。今回はけいりゅう流産と言うんだそう。15%の確率で起こるという事。細胞分裂の段階で
起こった異常によって、胎児側に問題があり、心臓が止まったということ。自然流産を待つと内容物が多いだけに
出血もかなり多くなるから、できれば早めに手術をしたほうが良いということ。
私はまだ先生の説明に気持ちが追いついていなくて、淡々と「はい。」と言うことしか出来なかった。
「明日はどうですか?」という質問にも「はい」と答えた。
旦那と私が署名する同意書と、手術の注意事項の紙を貰った。
待合室に座ってる間、旦那にLINEで「赤ちゃんお腹の中で亡くなってた。。」「明日手術するって」って入れたら
すぐに電話がかかってきたから、「まだ病院だから帰ったらかけるね」と言って、受付で3000円位払って帰った。

家に入るなり我慢してた涙が溢れ出してきた。声を出してワンワン泣いた。そして旦那に泣きながら電話した。
普段は冷たい旦那の声は優しかった。泣きながら一生懸命先生に言われたことを説明したけど、
頭のなかぐちゃぐちゃで、支離滅裂だったと思う。その後お母さんにも電話した。
お母さんも頭の中真っ白になってた。私と同じくらい悲しんでるといってもいいくらいかも。毎日電話して
赤ちゃんの話してたから当然だと思う。お母さんに話ながら、妊娠したって伝えちゃった友達とか、いきつけの
美容師さんとか、歯医者さんとかにも話さなきゃいけないのが本当に嫌だと思った。
浮かれていた自分が惨めで辛い。優しい言葉をかけられたら間違いなく泣いてしまうし、慰めてくれてもまだそれに「ありがとう。がんばる。」って言える自信がないから、相手にたっぷり気を使わせてしまうことが申し訳ない。
それに今は赤ちゃんが死んでしまった事実に直面していてそれどころではない。

どーしよーって思ってた所に、友達のMちゃんからお気楽なグループメッセが入った。
この前うちに遊びに来てくれた3人。この人達には早く言わなきゃと思ったから、旦那に入れたようにLINE
で報告した。「なんて言ったらいいか・・・」みんな気を使ってくれて有難かった。
次々に励ましてくれたけど、やっぱりまだ前向きなコメントが嘘でも書けなかった。
しょうがないよね。。。普段は相手を困らせたり、心配させちゃう話はしない方だけど、今回ばかりはごめんなさい。報告と共にただただ悲しんでても良いかな。しばらく時間がかかりそう。

旦那には義父さん義母さんには旦那から伝えてほしい。とおねがいしたら、仕事終わってから連絡してくれたみたいで、義母さんから電話がかかってきた。電話するか迷ったんだけどかけちゃったって言ってた。
あまり気を落とさずにって慰めてくれてたのに、ろくに喋れず涙声で返事するしか出来なかった。

そして旦那が帰ってきた。普段どんなに具合悪くてもやさしくしてくれなかった人が、帰ってくるなり、優しい声で
「大丈夫?」って言ってくれたもんだから、涙が止まらなくなった。泣きながら色々喋った。
涙と一緒に鼻水も大量に出てきた。手を広げておいでって言ってくれて、抱きついて旦那の胸のなかで号泣した。
心から心配してくれて慰めてくれてるのが分かって本当に嬉しかった。

それから、じっとしてると辛いから久しぶりにご飯作った。私は手術前日の夜中は食べちゃいけないから
旦那の食事だけ。もう赤ちゃん居ないから、ツワリもないんだ。今朝までの吐き気も想像妊娠ならぬ想像ツワリ
だったんだな。などと自暴自棄になりながら今まで気持ち悪かった揚げ物を揚げた。

それから寝るまでの間はとにかく明日の手術の心配で頭がいっぱいになった。ふと、19歳で流産したときの
手術が泣き叫ぶ程痛かった事を思い出して、ネットで検索してみたら、怖い事がいっぱい書いてあって急に焦った!
まず手術前に子宮口を広げるラミナリアとかラミセルという細い棒の事。
入れる時にズンッと生理痛の重いやつ以上の痛みが走り、あまりの痛みで吐く人も居るとか。。。
病院によって座薬の麻酔してくれたり、麻酔無しだったりとか。。。
ネット情報によるとラミセルのほうが痛くないらしい。
それから、手術の時の麻酔が弱くて途中で起きてしまい激痛に耐えたとか。。。
最初に入れる棒も、手術もなにも問題なく終えた人もいっぱいいたけどね。
とにかく、自分の病院はどーなんだろう!と思ってすぐに電話した。
棒の種類はラミセルで、入れる時は麻酔無し、手術中は静脈麻酔(全身麻酔)で、寝てる間に終わります。とのこと。
うーん。やっぱりラミセルが不安。。。明日先生に座薬の麻酔してくださいってお願いしようと思った。

私は昔から痛みに弱く、稀に下痢する場合もあると書いてあるシュガーレス菓子は、その<稀>に該当する人だし、そーゆー運の無さには変な自信があるから、ほんとに怖くて、寝るギリギリまでスマホで検索してた。
不安を煽る事ばかりじゃなくて、同じ様な人が世の中にいっぱい居るって事が分かったし、安心もできた。
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